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デジタルI/Oとクロック

クロックの基本​

デジタルオーディオ機器間で正しく音声を転送するには、共通のタイミング基準を使用する必要があります。1台の機器がクロックを供給し、接続された他のデジタル機器がそのクロックを使用します。

Horizon 8Pを他のデジタルオーディオ機器に接続する場合は、1台をマスタークロックとして設定し、他の接続機器がそのクロックに同期するように構成します。複数台のHorizonシステムでは、PrimaryのHorizonデバイスが内部クロックを使用し、SecondaryのHorizonデバイスはPrimaryデバイスからワードクロックを受け取ります。

クロックソースの選択​

Horizon Controlでは、次のクロックソース設定を選択できます。

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, Choosing a clock source
  • Internal — Horizonデバイスの内部クロックを使用します。

  • Digital 1 — HorizonをDigital 1に入力されるデジタル信号へ同期します。

  • Digital 2 — HorizonをDigital 2に入力されるデジタル信号へ同期します。

  • External (Word Clock) — 入力されるワードクロックソースに同期します。複数台のHorizonシステムでは、SecondaryデバイスがPrimaryデバイスからワードクロックを受け取ります。

サンプルレートの一致​

デジタルオーディオシステム内のすべての機器は、同じサンプルレートで動作させる必要があります。Horizonシステムでは、接続されたHorizonデバイスに1つのグローバルなサンプルレート設定が適用されます。

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, Matching sample rates

誤ったクロックソースや一致していないサンプルレートは、クリックノイズ、ポップノイズ、歪みの原因になります。

クロックおよびデジタル入力ステータスの確認​

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, Checking clock and digital input status

Horizon 8PのフロントパネルにあるStatus画面には、現在のサンプルレート、デジタル入力フォーマット、デジタル入力のクロック状態が表示されます。

Horizon Controlには、現在のクロックソースとサンプルレートがシステムステータスインジケーターとして表示されます。いずれかのインジケーターをダブルクリックするとHardware Settingsが開きます。

ワードクロック終端​

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, Word clock termination

Horizon 8Pでは、フロントパネルのSettingsメニューから75 Ωワードクロック終端を切り替えられます。この設定はMotion UIから有効/無効にできます。

ワードクロックと複数のHorizonデバイス​

Horizon 8Pはワードクロック入出力を備えています。複数のHorizonデバイスをThunderboltでデイジーチェーン接続する場合、PrimaryデバイスがSecondaryデバイスへワードクロックを供給し、接続されたHorizonハードウェアを同期させます。

外部ワードクロックマスターを使用する​

Horizonシステムを外部BNCワードクロックソースに同期させる場合:

  1. 外部クロックソースをHorizonのワードクロック入力に接続します。
  2. Hardware SettingsでExternal (Word Clock)を選択します。
  3. 外部ソースとHorizonが同じサンプルレートを使用していることを確認します。
  4. Horizon 8PのStatus画面を確認し、想定したサンプルレートとデジタルクロック状態が表示されていることを確認します。

デジタルI/O​

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, Digital I/O

Horizon 8Pは、光デジタル入力×2と光デジタル出力×2を備えています。Digital Mode設定で、選択したHorizonデバイスのADATまたはS/PDIF動作を選択します。

ADATチャンネル数​

Horizon 8Pで使用できるADATチャンネル数は、入力/出力それぞれ次のとおりです。

サンプルレートDigital 1Digital 2片方向の合計チャンネル数
48 kHz8チャンネル8チャンネル16チャンネル
96 kHz4チャンネル4チャンネル8チャンネル
192 kHz2チャンネル2チャンネル4チャンネル

サンプルレートが高くなると、各デジタルポートの先頭側のチャンネルは使用できますが、後半のチャンネルは使用できなくなります。たとえば96 kHzでは、各デジタルポートのチャンネル1~4を使用できます。

S/PDIFモード​

Horizon 8P Digital I/O & Clocking, S/PDIF mode

S/PDIFモードを選択すると、デジタル入出力1~2が表示され、Routing Matrixも選択したモードに合わせて更新されます。

S/PDIFは最大96 kHzのサンプルレートに対応します。

サンプルレート​

Horizonは次のサンプルレートに対応しています。

  • 44.1 kHz

  • 48 kHz

  • 88.2 kHz

  • 96 kHz

  • 176.4 kHz

  • 192 kHz

選択したサンプルレートは、デイジーチェーン内のすべてのHorizonデバイスにグローバルに適用されます。